昨日、戦極MCバトルが日本武道館で行われました！
フリースタイルラップバトルの会場としては史上初の大きさで
私も参加するか迷ってましたがこんな機会はないと思い、ソロで観戦に行ってきました。
めちゃくちゃ密度の濃い1日で、書いていくと長くなるので前編と後編に分けます。
今記事はオープンDJから一回戦終了までを綴っていきます。
日本武道館は15時からオープンということで
10分前に最寄りの九段下駅に到着。電車を降りると多くのヘッズの姿が。
今年ヒップホップのイベントはZORNのライブに2回、ANARCHYに1回行っていますが、
その時の客層よりもバトルの大会ともあってか、かなりライトで若かったです。
検温とチェックを終えていざ入場。
オープンDJはDJ CHARIとDJ TATSUKIが回していました。
オープンDJは若者が好きそうな今時のトラップ系が多かったのですが
15時半くらいまではそこまで有名な曲もかからず、知らない曲ばかりでした。
15時半から開演の16時まではAREA AREAのZORN remix（一般にはリリースされていない曲）を皮切りに
一気に戦極っぽく、ミーハー調になっていきました。
djが盛り上げるためにサビで歌っていましたが
アーティストが他人の曲を歌うのは好きじゃないので個人的には残念でした。
そんなこんなで戦極MCバトルのスタート。
まずはawitchのライブから始まりました。
awitchは何かのイベントで生で一度見たことがありましたが、
「WHORU?」「洗脳」「shock shock」等カマしていました。
そして会場が盛り上がったところで一回戦がスタート。
今回の審査は審査員制で5人の審査員（漢 a.k.a GAMI、SATUSSY、FORK、ken the 390、怨念JAP）
の審査が直接勝敗に関係します。
コロナ禍で声を出せないからではありますがオーディエンスの意思が反映されないのは少し悔しい。
DJはYANATAKE、DJ CELORY、pekoというメンバー。
一回戦は8小説４本勝負
第1試合は
CHICO CARLTO対Novel Core
ビートはチコが戦極１３章で初登場した時のビートで「Enter the dungeon」
さすが戦極yanatake。
最初は楽しんでニコニコしてたチコですが
オオカミちゃんには騙されない（abema）出演をいじられたnovel coreも
バチバチで両者ヒートアップして面白い試合でした。
両者良かったですが安定していたチコの勝利。
終わった後はしっかり握手してノベルコアの印象もよかったです。
第2試合
ムートン対韻マン
ビートはライブもやったawitchの「shock shock」
韻マンは初めて見るのですが、その名の通り固有名詞で韻を踏んでいくスタイル。
ギャグラッパーなのか、なぜ人気なのかわかりませんが
相手がムートンなのもあってめちゃくちゃ幼稚に聞こえてしまい残念。
数合わせのMCはいないと思っていたので残念。
同じ若手ならrandy wati satiなんかが良かったなと個人的には思いました。
第3試合
DOTAMA ムカデ
ビートは「マジでハイ」
DOTAMAはブランクがある分心配していましたがいつものスタイルで安心しました。
久々に見てビートには全く乗っていませんがそれが気にならないくらいに言っている内容が面白い。
百足はラップはうまいと思いましたが完全なるスタイルウォーズの末、dotamaが延長で勝利。
第4試合
ID対鬼ピュアワンライン（rawwax）
ビートはどうってことねぇ
フロー対決になると思いましたが、めちゃくちゃ乗りにくそうなビートで
ビートアプローチでrawの圧勝。
idも普段うまいですが意外な展開になりました。
第5試合
GIL対SAM
注目の試合。ビートは「ホントのコト」
GILもかましてましたが、復活したGILに「二年間芽が出なかったんだから何もしてないのと同じ」と
辛辣なdisでSAMの勝利。
第6試合
SKRYU対呂布カルマ
ビートは「road trip」
SKRYUは初めてみましたがラップ上手い。
戦極優勝歴があることを会場で知りました。
しかし圧巻の強さで呂布の勝利。
第7試合
JAMBO MAATCH対BUFFALO SOLDIER（CHEHON）
謎に包まれていたバッファローソルジャーは多くの人の予想どおりchehonさん。
ビートは「fire ball」
「deejayは偽名名乗んな」とジャンボマーチさん。
うまく返してテクニック勝ちのチェホン。
初めて生で聴いたけど声色めちゃくちゃ好き。かっこ良い。
第8試合
晋平太対Authority
ビートは「Rep」
こちらも注目の試合。
個人的には晋平太は好きじゃないけど会場はめちゃくちゃ沸いてました。
おっさんの熱いの好きなのねえって感じ。
authority勝って欲しかったけど残念。悔しそうだった。
以上、一回戦終了までつらつらと書いていきました。
個人的にはベスト8以上よりも一回戦の方が珍しい人やバトルが見れて楽しかったです。
ベスト８以上は実力者、常連の紙一重のバトルなので聴く方も疲れてきます。
次回続編で続きを書いていきます。
